ナウシカと予備試験

令和4年予備合格、令和5年司法試験合格を目指してます。

直前期の反省

おはようございます。

今日は昼に反省とこれからの抱負を書きます。

 

まず反省からですが、私は朝型の生活を送っているのにも関わらず、昨日今日と午前中は全く勉強できていません。

大きな原因としてはセルフコントロール力の低下です。

 

セルフコントロール力が低下して三つの要因が以下記載のものです。

1睡眠不足

2自身の成長度の見誤り

3タスクと計画性の不備

 

まず一つ目の睡眠不足ですが、これは様々な研究でも言われている通り、睡眠不足は肥満や生活習慣病といった身体に悪影響を与えるだけでなく、学習機能の低下や、人間関係の悪化等の広く脳機能に障害をもたらせます。セルフコントロール力も無論低下させます。そのような悪影響がわかっていながらなぜ私が睡眠不足に陥ったかというと、眠れないからです。

試験のことを考えてしまうせいか、毎日11時ごろにはベッドに横になるもそれから眠れない時間が続いてしまうのです。策は色々講じました。寝る数時間前に運動し、風呂に入る、あかりを薄暗くする、部屋を涼しくする、電子機器と距離を置く。

これらを徹底するもすぐに入眠というわけには行かず、ストレスがたまりいよいよ夜中に映画鑑賞やネットサーフィンを始めてしまったというわけです。

自身が講じた策が思ったより効果なく、もういいやと反動で禁じ手をとってしまい、「どうにでもなれ効果」が生じてしまいました。

これからは眠れない時の対処法としては、本を読むなどに切り替えていきます。

 

2つ目は、自身の成長度を見誤ったことで、今年は受からないかもしれないと強く思ってしまったことです。これに関しては、反省はしても後悔は何の役にも立ちません。

直前期に来ては、もはや受かる受からないではなく、昨日の自分より成長しよう、より知識をつけて今の自分にとってベストな状態で望むようにしようとマインドを切り替えるしかありません。

 

3つ目は、計画性とタスク管理についてです。勉強時間を決めることも大事であり、これには取り組んでいましたが、あとどれだけ問題集をするだとか、基本書を読むといったことについては、明確に定めるのを避けて来ました。

「未修の範囲があまりにもあるため、ある程度ランダムにできるだけ進めて、一通り終わったら計画を立てよう」と考えていたのでした。甘かったです。

どれだけの時間で、一通り終えられるか、終わった後、どのようにどれだけの時間を使って、それぞれの単元を詰めていくかといった計画を立ててていなかったせいで、結局一通り終えるのがギリギリになってしまい、またその日にどれだけのことをやればいいのかが不明確になり、毎日の目標もおざなりになってしまいました。

 

以上が反省です。以下本番、その後に向けての抱負です。

 

反省点はたくさんあります。しかし後悔先に立たず。

エジソンは言いました。失敗したのではない。うまく行かない方法を見つけただけだ。

一番いけないのは自分を責めることです。自分を責めたって、自己肯定力やセルフコントロール力を下げて、目標に向かって頑張る力すら削ぎ落とすだけです。

この反省によって私はまた新しいことを学べました。そのことに感謝しよう。

 

勉強に集中できる環境にあること、毎日上記のようなことを学んで成長できていること、さまざまなことへの感謝を忘れず、常に昨日の自分より成長することを意識して、ベストを尽くそう!!

 

不安を書きなぐる

良い映画を見終わった後、不安な気持ちになってしまったので、書きなぐって発散しようと思う。

前回からマイナスなことばかり書いているおり、マイナス思考な人間なように見えるかもしれないが、2週間前の模試で散々な結果をとったにも関わらず受かる気満々でいるように、普段はだいぶプラス思考である。

 ただ、一人でいるせいか夜になったり、昼間でもふとした時に、やっぱり受からないんじゃないかと胸がいっぱいになってしまう時がある。今がそうだ。

 原因としては模試の成績が発表されたことが大きいだろう。点数は自己採点してわかっていたが、きっとテストが難しかったのだと理由をつけてあまり気にしないようにしていたのだ。しかし成績は想像をはるかに下回っていた。

 平均点は130もないんじゃないかと思ったが、160を超えており、さらに合格目安点数は190点を超えていた。自分の点数よりも90点も多くとってやっと合格ラインだなんて。偏差値が35しかなかったことから考えると当然であるし、努力の量としても、22日前に仕事を辞めて、本格的に勉強を始めてことからすると驚くことではないのかもしれない。それにしても仕事を辞め、全てを捧げるつもりで勉強してきたことに対しての結果がこの程度とは思わなかった。

 一次試験ではなく、問題は2次試験であると豪語していた自分の甘さを痛感した。

 

 焦りと不安でいっぱいになる時がある。しかしこういう時にどうすれば良いかを私は知っている。感情的になり、不安を解消するためにがむしゃらに勉強するというのは一番やってはいけない。感情はそのまま行動に移してはいけないのだ。焦りや不安は行動を変える原動力に変換する。後何日しかないから、これを優先的にやらないといけない。やり方も今までとは変えてより効率よくしないといけない。といったように、マイナスな感情を、自身の行動を改善するきっかけとして捉え、あくまでするべきことは冷静に分析して計画、実行する。これは徹底していかなければならない。

 

 自分はよくやっていると思う。生活の基盤から見直して、睡眠・食事・運動を全てバランスよくこなし、心身の健康を保っている。また勉強法も、科学的に良いと実証された方法を取り入れている。これだけでも他の人の何倍もの効率で前に進めているのではないか。

 いや他の人と比べるのはやめよう。模試の成績でもそうだが、他の人と比べてばかりいると目標や動機を見失う危険性が生じる。昨日の自分より成長する。これが最大の目標であり、喜びであるはずだ。

 きっと今日の私は、昨日の私より成長している。そう信じている。

 

 映画の話に戻るが、見たのは「ブラッドダイヤモンド」というアフリカの紛争ダイヤに関する実際の出来事をモチーフにした名作だ。中には、片腕を切り落とされたり、無理やり少年兵にされたり、レイプ・虐殺の対象になったりと、悲惨な事実が多くうつしだされる。これはフィクションではなく、実際の事件のほんの一部を切り取ったに過ぎないことに絶望すら感じる。

 感じたことは他にもある。空調の部屋の効いた部屋で、衣食住の心配もなく、自分の夢に向かって努力できるような環境は、映画に描かれた世界と比べると、夢のようで感謝すべきものであると認識できる共に、またひどく甘えたようなものにも思われた。

 早く弁護士になって、自立できたら、絶対に国連の活動に参加して、難民の人たちの救助にも携わりたいと思う。

 

 本日も自分の夢に向かって努力できていること、成長に繋がることができていることに感謝します。

 

短答模試の成績

今日は久しぶりにめちゃくちゃ落ち込んでいる。短答模試を今日受けたのがだ、自己採点結果が最低だったからだ。

受けるまでは自信があったのだ。仕事を辞める前は得点率30〜40パーセントだったのが、辞めてから2週間勉強して望んだ辰巳の模試では50%の得点率だったからだ。

 このままいけば、辰巳模試から1週間後のレックの模試では、60%、予備試験では70%取れる。そういう算段だった。

 しかし結果は惨憺たるものであった。得点は109/270点の、得点率39%だった。驚愕した。これまでの努力は間違っていたのというのか。

 

 試験まで2週間。時間がいよいよなくなってくる。このままでは受かる確率はとても低いということに胸が苦しくなってきた。

 

 それでも諦めずに前に進まなければ。仕事を続ける道もあったけど、自分の夢に生きたかったのだ。そして今は夢に向かって努力している。とても幸せな環境で暮らしていることへの感謝を決して忘れてはいけない。

 

 また、そう悲観することもないだろう。私は細かい知識ではなくて、より根幹の制度趣旨等を中心に勉強してきた。予備試験の論文でも短答でもそこがもっとも重要であることに気づいたからである。しかし、今回のレックの模試は、重箱の隅をつつくような問題ばかりであった印象である。言い訳にするのはよくないけど、前向きに捉えるのはいいことだ。弱点分野もわかったし、そこを重点的に補っていけばいい。

 今後は模試を受ける予定はもうないけれど、明日昨年の短答模試を一通り解いてみようと思う。そうすれば合格ラインとの本当の距離がわかると思う。

 

 文字に起こすと、少し落ち着いてきた。食欲ないけど晩御飯をそろそろ食べなきゃ。食べ終わったら、運動して風呂入って、しっかり寝よう。体が健康でさえいれば、心も健康でいられるはずだ。

 

 本日という日にも感謝しています。それでは。

 

 

不安なこと。試験と自分の才能について

7/30に投稿予定だったもの。

本日2回目の投稿。あまりにも考えがまとまらなかったためとりあえず吐き出すことにした。

今日はテニスをした。1年以上のブランクがあるのだから当然だが、思った通りにプレーすることはできなかった。ここで自分の悪い癖だが、自分には才能がないのではないかと落ち込んでしまうのだ。

 テニス・バイオリンと続けてきたが、いずれもいまいち芽が出ず、練習量とは裏腹に目立った功績は全く作れなかった。これは自分に自信が持てない大きな理由となっていた。

 しかし、大学4年時、社会人となってからは自分に自信が持てるようになった。なぜだろうか。それはコミュニケーションが大きく改善したからである。人生の大半、自分に自信が持てず、また自分の行動をコントロールが全くできず、いつも不安で一杯であった。先ほど述べた必死に取り組む趣味で芽が出ないこと以上に、周囲とまともなコミュニケーションが取れなかったことが大きいだろう。

 これではいけないと思い、必死に改善しようと取り組んだ。これは唯一自分が自分の力で大きな障害を克服した事件であった。結果として周囲との関係での悩みがすくなるばかりでなく、自分に自信が持て、他のこともポジティブに捉えられるようになった。

 

 イチローの練習への態度について記事を読んだ。彼もまた練習時間は人一倍短かったそうだ。そしてずっとバッティング練習をしている選手を見てこういったそうだ。「彼は伸びないよ。不安を解消するために練習しているから。」と。

 どうやって勉強したら良いか少し道が拓けた。合格点を取れるか不安だから勉強するのではない。あくまで試験合格は通過点に過ぎない。目標は法律を学び、その使い方をマスターすることで人の役に立つことである。勉強する理由の一つがそれであり、また勉強して新しい知識が増えていくこと、わからなかったことがわかるようになることも勉強の意義であろう。このように不安を解消するためではなく、勉強そのものが楽しいから、また勉強によって自分の成長や、将来の夢につながっている実感を持ちながら勉強することが大事であると再認識した。

 乱文失礼。

勉強法について考える

あくまで備忘録として殴り書きをするので、構成や言葉遣いにおかしいところはご容赦ください。

 

勉強法について本日は何時間も考えておりました。

予備試験まであと2週間ちょっとで考えることではないのかもしれない。まっしぐらに一日10時間ほど勉強すべきなのかもしれない。でも考えずにはいられなかった。人より少ない努力(あくまで練習や勉強に費やした時間に限る)だけでもトッププロになれる人もいれば、一日12時間も練習や勉強に費やし、それを何年も続けた人でもプロになれないということが少なくないように思われたからだ。

 司法の犬さんのブログと、ブログで紹介されていた本を読んでみてその思いが強くなった。正しい努力の仕方、効率の良い取り組み方があることを学んだ。

 そして、本日は別の分野でのトッププロの練習方法が気になって調べてみた。趣味であるバイオリンの2大名手、ハイフェッツと、パールマンである。バイオリンといえば、芸大にバイオリン専攻として入学するためには一日12時間ほどの練習を幼少期から行う必要があると聞いていたので、トッププロともなると寝る間も惜しんで練習しているのかと思っていた。 

 しかし、二人とも練習時間は一日に3時間であるそうだ。そうなると練習内容が誰にも真似できないようなものであるとと思いきや、内容はいたってシンプルで、パールマンは、①音階練習、②練習曲、③本番で弾く曲の練習を1時間ずつやるのだという。(ハイフェッツは見つからなかった。)

 音楽の分野でもそうであるならば、勉強の分野でもそうではないかと、私は安直にもそう思ってしまうたちなのである。元から一日に7時間ほどしかやる予定のなかった一日の勉強スケジュールを見直し、さらに削減した。

 勉強時間を削減するとなると、それに見合う内容・質が求められてくる。ここで改めて読み直したのが、司法の犬さん紹介の「超・自習方」である。読んだ節は、ラマヌジャンが登場する回である。簡単に説明すると、彼の数学における天才的な才能を発揮させたのは、詳しい学術文献でも、名講師の授業でもなく、1冊の、ひたすら色々な公式が書いてある公式集ともいうべき本だったのだ。導く過程が全く書いていない公式を一つ一つ自身で、困難にも耐えながら(本人は困難だと思ってはいないかもしれないが)証明していくことで、記憶が強化され、情報が参考書の中でなく、頭の中に保存されたのだという。(正しくない記述が多分に含まれております。ご容赦ください。)

 そうすると、法律の勉強でも条文の素読が大事だと言われることがわかってくる気がする。普段の勉強で、条文を読み、そこから具体的にどのような状況を想定して、どのような解決を意図してその法律が作られたのか、また学説はどのように別れているのかを導きだせば良いのだ。勉強の方針が固まったぞ。

 嘘です。条文一つ一つに対してこんなことやってたら、人生終わってしまう。自分の頭で考えることは重要だ。アウトプットの際だけでなく、インプットの際でも、目次からどのようなことが書かれているかを予測したり、本文を読みながら次の展開を予測する作業は最近意識して取り組んでいることである。

 問題は、自分の頭で考えることと、諦めて次に進むことのバランスをどうするかである。法律の学習よく強調されているのが、わからなくてもいいから早く一周まわしてしまえということである。自分もこれに取り組もうと思ったが、「辰巳の過去問パーフェクト」が全然おわらない+定着度が低いことから、方針を変えたのであった。(一日に最高50問ほど→全冊終わらせるのに7週間。仕事辞めて勉強できるようになってから、試験日まで5週間弱しかなかったのだ。)

 一つのことに拘泥してもダメ、頭を使わずにただ量をこなすだけでもダメ。ちょうど良いところがわからなくなってしまった。試験まで近づいているので焦っている。こんな文章を書いている暇があったら、勉強した方が精神安定上は良いのだ。しかし絶対的な勉強時間に頼るのは「逃げ」であると思う。楽するのとは違うが、楽しみながら、かつ効率よく勉強する術が必ずあるはずなのだ。

 色々な本、記事、動画を見てきたが、その術を見つけるのは結局自分しかいない。見つける方法としてはやはり、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回すことであろう。

 PDCAを意識して、日々取り組んでいきたい。