ナウシカと予備試験

令和4年予備合格、令和5年司法試験合格を目指してます。

勉強法について考える

あくまで備忘録として殴り書きをするので、構成や言葉遣いにおかしいところはご容赦ください。

 

勉強法について本日は何時間も考えておりました。

予備試験まであと2週間ちょっとで考えることではないのかもしれない。まっしぐらに一日10時間ほど勉強すべきなのかもしれない。でも考えずにはいられなかった。人より少ない努力(あくまで練習や勉強に費やした時間に限る)だけでもトッププロになれる人もいれば、一日12時間も練習や勉強に費やし、それを何年も続けた人でもプロになれないということが少なくないように思われたからだ。

 司法の犬さんのブログと、ブログで紹介されていた本を読んでみてその思いが強くなった。正しい努力の仕方、効率の良い取り組み方があることを学んだ。

 そして、本日は別の分野でのトッププロの練習方法が気になって調べてみた。趣味であるバイオリンの2大名手、ハイフェッツと、パールマンである。バイオリンといえば、芸大にバイオリン専攻として入学するためには一日12時間ほどの練習を幼少期から行う必要があると聞いていたので、トッププロともなると寝る間も惜しんで練習しているのかと思っていた。 

 しかし、二人とも練習時間は一日に3時間であるそうだ。そうなると練習内容が誰にも真似できないようなものであるとと思いきや、内容はいたってシンプルで、パールマンは、①音階練習、②練習曲、③本番で弾く曲の練習を1時間ずつやるのだという。(ハイフェッツは見つからなかった。)

 音楽の分野でもそうであるならば、勉強の分野でもそうではないかと、私は安直にもそう思ってしまうたちなのである。元から一日に7時間ほどしかやる予定のなかった一日の勉強スケジュールを見直し、さらに削減した。

 勉強時間を削減するとなると、それに見合う内容・質が求められてくる。ここで改めて読み直したのが、司法の犬さん紹介の「超・自習方」である。読んだ節は、ラマヌジャンが登場する回である。簡単に説明すると、彼の数学における天才的な才能を発揮させたのは、詳しい学術文献でも、名講師の授業でもなく、1冊の、ひたすら色々な公式が書いてある公式集ともいうべき本だったのだ。導く過程が全く書いていない公式を一つ一つ自身で、困難にも耐えながら(本人は困難だと思ってはいないかもしれないが)証明していくことで、記憶が強化され、情報が参考書の中でなく、頭の中に保存されたのだという。(正しくない記述が多分に含まれております。ご容赦ください。)

 そうすると、法律の勉強でも条文の素読が大事だと言われることがわかってくる気がする。普段の勉強で、条文を読み、そこから具体的にどのような状況を想定して、どのような解決を意図してその法律が作られたのか、また学説はどのように別れているのかを導きだせば良いのだ。勉強の方針が固まったぞ。

 嘘です。条文一つ一つに対してこんなことやってたら、人生終わってしまう。自分の頭で考えることは重要だ。アウトプットの際だけでなく、インプットの際でも、目次からどのようなことが書かれているかを予測したり、本文を読みながら次の展開を予測する作業は最近意識して取り組んでいることである。

 問題は、自分の頭で考えることと、諦めて次に進むことのバランスをどうするかである。法律の学習よく強調されているのが、わからなくてもいいから早く一周まわしてしまえということである。自分もこれに取り組もうと思ったが、「辰巳の過去問パーフェクト」が全然おわらない+定着度が低いことから、方針を変えたのであった。(一日に最高50問ほど→全冊終わらせるのに7週間。仕事辞めて勉強できるようになってから、試験日まで5週間弱しかなかったのだ。)

 一つのことに拘泥してもダメ、頭を使わずにただ量をこなすだけでもダメ。ちょうど良いところがわからなくなってしまった。試験まで近づいているので焦っている。こんな文章を書いている暇があったら、勉強した方が精神安定上は良いのだ。しかし絶対的な勉強時間に頼るのは「逃げ」であると思う。楽するのとは違うが、楽しみながら、かつ効率よく勉強する術が必ずあるはずなのだ。

 色々な本、記事、動画を見てきたが、その術を見つけるのは結局自分しかいない。見つける方法としてはやはり、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回すことであろう。

 PDCAを意識して、日々取り組んでいきたい。