予備試験短答2020 自己採点
不合格でした。
模試の結果からして、予想はしてしまっていたが、やはりこうなってしまった。
以下、反省点。
・取り組むのが非常に遅かった。
予備試験を受けようと思ったのは昨年の3月ごろだったか。会社で働きながら辰巳の講座を受け、勉強するという二足の草鞋を履こうと思いつき、実行したが。結果は会社があまりに忙しくて勉強に取り組む時間が取れなかった。次第に来年受かるという気概を無くし、目標も決めず、隙間時間にだらだら勉強するようになった。
これではいつまで経っても合格できないと思い、6月の半ばに自分でも電撃的に退社願いを申し出た。最終出社日は7月の半ばであった。
1ヶ月真剣に勉強すれば受かるだろうと思っていたが、これがチョコチップフラペチーノより甘い考えだった。
・計画性がなかったこと
退社も無計画に決めたこともこれに含まれるが、一番は過去問の進め方を決めなかったことだ。7月に入ってから過去問を始めたが、1日に進められる量は20〜50問ほどであった。本来なら過去問はもっと早くから取り組むべきであったし、7月に入ってから取り組むにしても、これでは試験当日までに1周もできないことに対してより危機感を持つべきであった。
危機感を持ったのは、試験から2週間前のレックの模試を受けた時だ。知識が曖昧であるとか以前に、知らない用語がたくさん出てくることに恐ろしく危機感を覚え、過去問の解き方を大きく変えたのだ。
それからはとにかく解いてない分野を無くそうと、1分野につき1問とき、それぞれについて基本書を読みながら知識を深めるというやり方をとった。これはそれなりに功を奏したと思う。模試での100点から、本番では40点上げることができたからである。しかし不合格には変わりない。
取り組むのが非常に遅かったこと、計画性がなかったこと、この二つに加えてもう一つ後悔がある。それはこの1週間諦めモードに入ってしまったことだ。
勉強は変わらず続けていた。しかし未修の範囲が多過ぎてこれは無理だと思ってしまったのだ。例え取り組むのが遅かったとしても、計画通りに進められなかったとしても、「絶対に今年受かるのだ」という気持ちだけは保持していたかった。
簡単に不合格になるには、あまりに多くの支えと応援があったのだから。
後悔先に立たず。これからどうして行くのかが問題だ。上述したことをただの言い訳とするか、成長に資する省察とするかは自分次第である。
プランBは必ず成功させたい。11月に行われる東京大学の法科大学院の入試に合格し、入学。在学1年目に予備試験最終合格。在学2年目に司法試験合格し、同年卒業。
絵空事のように思われるかもしれないが、これは何としても叶えたい夢である。幸運みも母親の協力あって、勉強に集中できる環境は用意できている。あとは自分次第だ。
私が尊敬してやまない司法の犬さんのように順風満帆には行っていないかもしれない。しかし他の方と比べても仕方ない。不合格にはなってしまったが、成長できている実感はある。2ヶ月前には20−40パーセントしか得点できなかった試験で、5割を超えたことは悪くない成長スピードではないか。これからさらに成長できる自信もある。
大丈夫。諦めなければどんな夢だった叶うのだ。そう信じてる。